SEAdLINNNG～SHINKIBA SERIES 2025 Vol.4～ 2025年7月26日 東京・新木場1stRING 観衆：243人
※試合前
南月代表と中島マーネージャーが登場し、挨拶。
南月「みなさん、こんにちは。本日はSEAdLINNNG新木場大会、ご来場いただきましてまことにありがとうございます。
土曜の昼は、いつも夜だから変な感じですけど、そのせいでちょっとトラブルが、音響のトラブルがありまして、開場時間も無音のなかお待ちいただきありがとうございます。
すみません。マネジャーの方から注意事項。（中島が注意事項を発表）ということで、本日は世志琥から皆さんへコメントが届いてますので私が代読させていただきます。
『会場にお越しの皆様、本日はご来場ありがとうございます。お久しぶりです、世志琥です。本当は本日この会場で皆さんの前で挨拶をしたかったのですが、喉のコンディションが悪く、このような形で私からの思いを伝えることになり、お詫び申し上げます。
欠場が続いていて申し訳なく、また私自身もつらく思っています。一日でも早く復帰の再スタートが切れるよう、少しずつ進んでいて、復帰に向けたトレーニングも徐々におこなうことができています。
そしてSEAdLINNNGではこの1年…（涙）、この1年で所属選手が増えていることが嬉しいです。
本日の大会に出場する選手の活躍を祈るとともに、心から応援しています。
そして世志琥はこのSEAdLINNNGで復帰します。2025年7月26日、SEAdLINNNG所属、女子プロレスラー、世志琥』。
よっしゃー！ よっしゃー！ 素敵なメッセージありがとう。皆さんも本当に欠場中の間、リングに世志琥がいなくても、世志琥に気持ちを寄せてくださり、応援してくださり、本当にありがとうございます。
世志琥も、試合はしてないんですけど、世志琥も世志琥の闘いをしています。
そして、自分たちもいつも毎大会毎大会、世志琥と一緒に闘ってきた気持ちでいます。
本当に世志琥の存在は自分のなかで、SEAdLINNNGのなかで大きいですし、こうやって初めて復帰するという言葉を伝えてくれたのが本当に嬉しいです。
7月26日、毎年この日にSEAdLINNNGは興行をやってるんですけど、7月26日は世志琥の誕生日です。
いや本当に世志琥の誕生日なのに、うちらがプレゼントをもらったみたいな気持ちでいるんですけども、これからもともに歩んでいきたいと思っておりますので、皆さん宜しくお願い致します」
その後、中島マネジャーが10周年記念大会となる8.22後楽園のカードとして記念すべき第1試合でのThis is SEAdLINNNG、タッグマッチ（15分1本勝負）花穂ノ利 & 望天セレネ vs 光芽ミリア & 風南ユキを発表。
「ようやくこの純血のタッグマッチを皆さんにお届けすることができるので、これぞSEAdLINNNG、これぞ魂の女子プロレスというものを第1試合から熱くみなさんにお届けしたいと思いますので、ぜひ楽しみにしててください」と期待を込めた。
最後は2人でLet's Get d!!!
| 第1試合 風南ユキ復帰戦 シングルマッチ 20分1本勝負 | ||
| ⭕️マディソン・マーリー |
6分21秒 |
風南ユキ❌ |
マーリーとユキが握手してゴング。
ロックアップからマーリーが押し込んでキックを放つ。さらにロープワークからタックル。
ユキはマーリーを倒してロープワーク。連続で投げ飛ばし、ドロップキック。かわしたマーリーは串刺し攻撃もかわしてドロップキック。
コーナーでユキに尻餅をつかせるが、攻撃を食らう前に場外に脱出。
マーリーとの追いかけっこからリングに戻って低空ドロップキックからドロップキック。エルボーも叩き込むが、串刺し攻撃はマーリーがかわしてニーを突き刺す。カウント2。
マーリーがストンピング連打。コーナーで踏みつけたあと、顔面ウォッシュ。カウント2。
ユキはエルボーを連発。しかしマーリーがソバット。ヒザ蹴りも叩き込む。串刺しプレスも放つが、2発目はユキがエルボーで迎撃。両足キックからドロップキックを連発。5分経過。
ユキが丸め込みを連発。マーリーはソバットからトラースキック。カウント2。
フィニッシュ宣言のマーリーがファルコンアローで3カウント。
ピディータ&ケディータが握手を求め、YuuRIのみ応じる。先発はケディータとYuuRI。
リストの取り合いからケディータがヘッドロック。そこからかわし合い。ピディータも登場。
だが、ケディータがまとめてシザースホイップ。ドロップキックは2人がかわし、ダブルドロップキック。しかしここもYuuRIがかわす。
ピディータ対ウナギ。ピディータが華麗な動きからダンスで挑発。ウナギがアームホイップ。ピディータもやり返す。ウナギはカウンターのフロントハイキックからカバー。1往復しておらずノーカウント。
首固めは逆にピディータが切り返し、連発。カウント2。
ウナギはコーナーに退散。強引に起こすピディータが強制エンドレスロープワーク。その流れでケディータを蹴り飛ばし、マラカスを手にする。ピディータ&ケディータに乗せられ、仕方なくダンス。
マラカス攻撃も決めるが、ピディータとケディータがダブルドロップキック。ダブルブレーンバスターは耐えてまとめてコードブレイカー。ピディータに対してゴムパッチンも南月レフェリーにヒット。
構わずウナギがピディータにフェースバスターからギロチンドロップ。1往復フォールは南月レフェリーが立ち上がれずノーカウントに。5分経過。
ピディータが延髄斬りからラリアット。ウナギがカウンターのフロントハイキックからダイヤモンドカッター。
YuuRIとケディータが登場。YuuRIがドロップキック。ケディータは串刺しエルボーからドロップキック。脇固めも狙うが、YuuRIが脱出。それでもケディータはアームブリーカーからドロップキック。1往復フォール。
続けて関節技に移行すると、ピディータも同じようにウナギを捕獲。南月レフェリーはどさくさに紛れてウナギの上に乗る。
YuuRIはコーナーのピディータにドロップキック。ケディータの後頭部を蹴り上げ、走り込んでキック。コーナー最上段に上がるとピディータがカット。ケディータも起き上がり、デッドリードライブ。
フライングクロスチョップを決めてピディータも登場。ダブルでも放つが、619は不発。逆にYuuRIが2人まとめて619からドロップキック。YuuRIはピディータにブレーンバスター。1往復フォール。
だが、ピディータが逆に切り返してカバー。カウント2。
YuuRIも丸め込みを狙うが不発。それでもブレーンバスター。ケディータの丸め込みからピディータが120%escuela niñoで3カウント。
セレネが握手を求めるが野崎が拒否。
ゴング前にセレネがドロップキックからエルボー連打。串刺しドロップキックも放つ。
正面からのドロップキックをかわした野崎は顔面蹴り。それでもセレネはエルボー連打。野崎は両手でチョップを連発。顔面も蹴り飛ばしていく。カウント2。
続いて野崎はストマックブロックを決め、ボディーを踏みつけ。セレネはエルボー連打。だが、耐える野崎がコブラツイスト。スリーパーも決めていく野崎。
倒れたタイミングで脱出したセレネはドロップキックから首固め。カウント2。
ボディーアタックは3連発。カウント2。
次の攻撃を耐えた野崎がヒザ蹴り連打からスリーパー。胴締めスリーパーに移行する。セレネはなんとかエスケープするが、起き上がれずダウンカウント。
カウント7で起きたところで野崎がフロントハイキック。カウント2。
セレネはエルボー連打。ボディーアタックはキャッチされるも、そのまま丸め込み。カウント2。
なおもセレネがドロップキック。ボディースラムもカウント2。
しかしセレネは何度もカバー。カウント2。
野崎が串刺しフロントハイキック。カウント2。
再び胴締めスリーパーに移行してギブアップ勝ち。
ミリアは強引に穂ノ利を下げさせ、ドロップキックで奇襲。琉悪夏にはミドル連打。琉悪夏はヘアホイップ。
穂ノ利が登場し、ドロップキックからエルボー連打。タックルで琉悪夏は倒れず。さらに穂ノ利は連発。だが、逆に琉悪夏がタックルで倒す。改めてロープに振り、再びタックル。カウント2。
琉悪夏がヘアホイップ。穂ノ利もヘアホイップを狙うが、琉悪夏が逆に決める。そして場外戦に移行。
ここでも刀羅&琉悪夏が主導権。刀羅は花道でミリアにボディースラム。琉悪夏は穂ノ利をリングに上げてストンピング。刀羅は穂ノ利をロープに振って顔面に水噴射。ボディースラムからボディープレス。カウント2。
バックフリップからカバー。ミリアがドロップキックでカットし、さらに連発。穂ノ利も加わりダブルドロップキック。カウント2。
ミリアはミサイルキック。カウント2。5分経過。
ミリアがDDT。サッカーボールキックを前後で連発。カウント2。
ボディースラムは途中まで上がるが、刀羅が押し潰す。カウント2。
セントーンはミリアが回避するが、刀羅がカウンターのラリアット。カウント2。
刀羅がコーナーに上がるも、ミリアがハイキックからリングに落とす。
ここで琉悪夏が登場。串刺しを狙うが、ミリアが避け、刀羅に二段蹴りからスイングDDT。穂ノ利のミサイルキックからミリアもミサイルキック。カウント2。
ミリアが刀羅にボディースラム。カウント2。
バックを奪うと、穂ノ利が登場もドロップキックは避けられ誤爆。琉悪夏が刀羅を背負い、ダブルボディープレス。刀羅はセントーン。そのままカバーもカウント2。
ハリケーンドライバーもカウント2。
穂ノ利がロープに走るとセコンドがカット。刀羅と琉悪夏でミリアを攻め立て、琉悪夏の串刺しドロップキックから刀羅は大暴走。
琉悪夏も串刺しボディーアタックを決めると、最後は刀羅がダイビングボディープレスで3カウント。
勝ち名乗りを受けた刀羅&琉悪夏は挑発の意味も込めて“d”ポーズ。
穂ノ利が「おいなんなんだよ、アイツらよ。ふざけんじゃねえよ。ミリア、助けられなくてゴメン」というと、ミリアは「別に私は誰の助けなんかいらない」と一人で退場。
ここでウナギが登場し「H.A.T.Eにいろいろ思ってるのはSEAdLINNNGだけじゃないし、穂ノ利にはウナがいるから。大丈夫。一緒にやっつけよう」と穂ノ利と握手、抱擁。
青木対美央でスタート。力比べから美央がキッチンシンク。次の攻撃は青木がかわす。だが、美央はミドル連打から夏を呼び込む。だが、VENYは拒否。
夏と美央は青木に連続の串刺し攻撃。夏はブロンコを狙うが、松本がタックルで阻止。笹村&青木が美央にダブルタックル。青木はダブルニードロップ。カウント2。
美央は即座にチェンジ。夏が登場。青木は2人にエルボー。美央が青木を羽交い締めにしてコーナーで座り込む。夏が今度こそブロンコを狙うが、美央に誤爆。
そのまま笹村が夏にコーナーからフットスタンプ。松本はストンピング連打から逆水平。髪の毛を引っ張ったあとコーナーにセットし、ぶっ壊す。さらに笹村を背負ってダブルニードロップ。カウント2。
笹村は夏にタッチさせず。5分経過。
笹村はボディースラムから何度もカバー。カウント2。
青木は串刺しエルボーからフェースバスター、ボディープレス。カウント2。
顔面蹴りも連発する青木。夏はエルボー。青木もエルボー。夏はムチ攻撃を狙うが、青木が奪う。しかし美央が奪い返し、串刺し狙い。だが、青木がかわし、2人まとめて河津落とし&DDT。カウント2。
夏はカウンターのフロントキックからレッグラリアット。
VENYが登場。青木にトラースキック。笹村に張り手、松本とはエルボーでやり合う。笹村&青木がダブルを狙うが、VENYはかわしてドロップキック。これも笹村&青木がかわす。
しかしVENYは2人に対してライオンサルト。青木に対しては顔面蹴り、エルボー。青木もタックルで反撃。松本が登場。VENYは張り手、顔面蹴り、ソバット。松本はラリアット。カウント2。
美央&夏が加勢。だが、松本は連続ラリアット。VENYにはヘッドバット、ブレーンバスター。カウント2。10分経過。
松本がスリーパー。夏がカットも動じない松本。結果、美央がカット。VENYは松本にスピンキック。2発目は松本がかわしてバックドロップの体勢。だがVENYが丸め込みを連発。カウント2。
松本はカウンターのラリアット。VENYもニールキックで応戦。美央は松本に顔面キック。タイガーの体勢は耐える松本。顔面にニーを決めた美央だが、松本は至近距離でラリアット。笹村と青木は背後から連続ダブルニー。ダブルドロップキックも決まる。そして笹村がブレーンバスター。カウント2。
エルボー合戦から美央がサミング。ロープに走ると青木がカット。笹村のスープレックスはカウント2。
コーナーに上がると美央が起き上がり、コーナー上での攻防。笹村がフットスタンプを決め、再びコーナーからダイビングフットスタンプ。美央がかわし、夏がフロントハイキック。美央はタランチュラ。そこへ夏もブロンコで加勢。15分経過。
松本がカット。そのまま夏にアルゼンチンバックブリーカー。VENYがイスでカット。イス攻撃は夏に誤爆。松本はガードしていくが、VENYがフロントキック。青木はVENYに蹴りを入れルが、美央がミサイルキック。笹村にはハイキックからバズソーキック。カウント2。
笹村&青木がダブルフェースバスター。さらに笹村がノーザンライトスープレックス。カウント2。
青木がセカンドからボディープレス。笹村はダイビングフットスタンプ。カウント2。
夏が笹村にムチ攻撃。青木は夏にラリアット。笹村は美央にエルボー。タイガースープレックスは決められず、青木のラリアットが誤爆。美央が土蜘蛛で3カウント。
美央 すごくね？ すごくね？ え、勝ちましたね。勝ちましたよ、私。見てた？ 勝ったー！
みなさんに問いかけます。タッグチャンピオンから勝ったのは誰ですか？ せーの、美央。めちゃくちゃしんどいけど、勝った。これはもう実質、SEAdLINNNGのタッグ王者は…。
笹村 一回勝ったぐらいでタッグチャンピオンとか言ってんじゃねぇよ！
青木 ナメやがって、オマエ。
美央 すみれ、オマエもパートナーとして、ほら、すみれ！（起き上がれない夏に代わり、腹話術方式で勝ち誇り、ベルト挑戦をアピール）
笹村 わかった、わかった。8月のSEAdLINNNG10周年でタッグタイトルやりたいってことでいいですか？
青木 話がなげーんだよ。
笹村 私たち、タッグベルトの挑戦者ずっと探してたいのでちょうどいですよ。オマエらみたいな。8月、SEAdLINNNG10周年でタッグタイトル決定です。いいですか。
美央 これだけは言わせて。飛んで火に入る夏の虫って私たちかあなたたちか、私たちかどっちか。あなたたちを虫ケラのように倒してあげますわ。おほほほ（と退場）。
笹村 負けてしまったけど、青木のせいとは言わない。やっぱり負けたけど、アイツに負けたんじゃななくて、きっと私たちの問題だから、8月の…SEAdLINNNG10周年、絶対防衛しよう（と涙）。
青木 絶対防衛するぞ！ 浩代さん、どうぞ。
松本 美央ね、青木にうるさいって言わせるって大したタマだと思いますよ。青木負けんなよ、おまえ。
青木 ぜってー負けない。
松本 いま笹村の涙もあると思いますけど、いくらキャリアを積んでもやっぱりビッグマッチの重さ、重みっていうのは年々と増して感じています。
もちろん選手はもちろんのこと、スタッフの人もその大会に向けて人生かけて闘っています。もちろん今日見てくれたお客さんも、SEAdLINNNGの10周年、何が起きるんだろうとか、何を見せてくれるんだろうとか、たぶんすごいいろんな思いをもって来てくれると思います。
その場所、すっごいパワー集まると思いませんか？
ねえ。10周年って、私が出始めた時と大きく変わった。けど、それは10年経ってものすごい大きなものになってると思います。
この10周年というSEAdLINNNGの大きな闘い、ぜひ皆さんに来て、そのパワーの一つとして、もっともっとパワーを大きくしていきたいと思ってるのでぜひ皆さん、いっぱい気持ちもって、いっぱい我々に期待して、8月22日来てください。よろしくお願いします。
私はシングルのタイトル、真琴と、私の人生続いていくためにも、人生懸けて闘うつもりです。
今日誕生日のアイツに中指立てられたくないんで。
絶対に勝って、私がもう一度SEAdLINNNGのトップに立ちます。楽しみにしていてください。よろしくお願いします。
青木 よっしゃ、浩代さんのこの熱い熱い気持ち皆さんにも胸にともりましたよね。SEAdLINNNGの闘いの苗、後楽園で目一杯皆さんで咲かせるぞ！
そういうことで新木場締めるぞ。真琴さんとのシングル絶対、浩代さん、戴冠。
私達は絶対防衛、行くぞー、Let's Get d!!!